2013年11月2日土曜日

ソノモノアルパカウールのボレロ 1

私の編み物人生においてこれまで編んできたものは小物ばかり。
小物を編むことも楽しいのですが、
そろそろ一度は大物を編んでみたいという衝動にかられて
今回初めてウェアに挑戦することにしました。


















糸はソノモノアルパカウール並太の茶色です。
実はこの糸、以前、本を見て気に入ったアラン模様のベストの為にと
指定糸を大切に温めていたものだったのですが、
ベストの季節は過ぎてしまったし、、せっかく編むなら長袖かなぁ、、
と思い切って使ってしまうことにしました。

さて、糸が決まったところで肝心な「何を編むか」を決めたのですが
この瞬間が一番楽しいところですね。

手持ち糸のゲージを元に
インターネットで編み図を探してみたり、
手持ちの本を読み直したり、
本屋さんに行ってみたり・・・
悩んで悩んで、夢を膨らませて、を繰り返して
最終的に、近くの図書館で見つけた本に載っていた
長袖のボレロを編んでいます。

本は、日本ヴォーグ社の「とじ・はぎなし ネックから編むセーター」














この本の中の「幾何学模様の丸ヨークボレロ」を選んでみました。















本当は↑の写真のような、編み込み模様が素敵なボレロなのですが、
私が編んでいるものは、編み込み以外の部分のみ(笑)
襟周りに透かし編みの模様が入る以外は、ずっとメリヤス編みです。



















この透かし編みは、二目一度とかけ目だけで出来ています。
増し目をしながら二回模様を編むとヨーク部分の完成です。




↑前身頃側









↓後身頃側




写真は、写真手前の後身頃側に前後差を編んだところです。
この後、袖穴を残した状態で前後の身頃を繋げて編み、
着丈を出してゆきます。

現在は、焦らず、躓かず、
着丈の成長を楽しみながら一段一段編んでいるところです。